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ぶるぶるブルベ [ロングライド・ブルベ]

突然ですが、正直、一遍に乗って楽しいのって100kmちょっとではないかと思うのだ。
時間にして6時間くらい、あさ9時に出ても夕方には帰ってこられる。
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なのになぜ、、、ひとはまたブルベにエントリーしちゃったんですかね。
今回は300kmです。ここの所、週末走っても100kmくらいなのに、どうして200kmのほうにエントリーしなかったんですかね。それが私の無謀な所です。

さて、走るほうもなんとかしなくてはなのですが、装備のほうもそれはそれで大変です。Qシート、GPS、電源、輪行袋、ホンプチューブ初めツール類、輪行袋、雨具。これらが収まるような自転車にしなくてはいけません。
私のオルベアDIVAさん、通常装備ですと8kgを切るちょうスリムな姫ですが、今回ばかりはそうもいかず、姫にどんどん鎧を着せていくのです。

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フロントバッグにQシートとライト類、荷物全部を収納したタイプ(A)とフロントはQシートとライトのみで、荷物はトップチューブバッグとサドルバッグに分散したタイプ(B)(これはポンプが収まりきらずウェアのほうに収納になる)の2パターンが可能なようだ。

見かけは(B) タイプのほうがスタイリッシュ?だが、(A)のほうが300g軽いということ、(B)のQシートの装着がイマイチ安定性に欠ける、という判断で(A)でいこうと思うのだった。

この装備で前半120kmほど試走。6時間31分であった。この3倍近く走ると思うと、ちょっと憂鬱なのが本当のところなのだった。ひとは満足感を達成感を味わうために、いったいどこまでエスカレートするものなのだろうか。

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自転車旅 準備編その2 650cロードで旅に出る  [ロングライド・ブルベ]

11月にだいぶん遅い夏休みを頂けることになった。いよいよブルベに出られるか、いきり立ってみたが、時既にシーズンオフ。仕方なく一人で自転車旅に出ることにしたのであった。

今現在所有しているロードバイクはともに650cのクロモリ鉄郎Testach Tremignon とカーボンバイクのORBEA DIVAである。
なぜか、鉄郎君のフレームにキャリア用のダボがつけられていたので、これを機に650cクロモリロードをツーリング仕様に改造することにしたのであった。

旅自体が3−5日の短期間・キャンプはしないので、リアパニアバッグとフロントバッグをつけることにした。

キャリアは
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DIXNAクラウドキャリア

エンドにダボさえあれば、キャリパーでもカンチでもブレーキ台座に取り付け可能な優れものである。細身にできているので、あまり大きなパニアバッグは乗せられないが、数日間でキャンプなしの宿自転車旅であるので問題なし。

当然700cに付けるようになっているが、私のサイクルショップカリスマ店長によって難なく650c用に調整され、、、

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このように
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かっくいいではないか。こう、ビシッとステンレスのキャリアが付いた途端、たかが数日間の自転車旅のはずが、その気になれば日本一周すらできてしまうのでないかという気にさせられる。

バッグ類は、店長の進めるがママ、というかキャリアの大きさや自転車の大きさ、というか小ささ、ハンドルの幅の狭さ(380!!)からほぼ選択肢はなく、一番小さなパニアバッグと小さいフロントバッグに落ち着いたのである。見よ!この勇姿を!!

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タイヤの方も23cから28cにアップ。
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GPSナビとマップホルダー、フロントライトは前輪のクイックに装着と、何やら血湧き肉踊る旅支度が出来てきた。あとは夏休みを待つだけ、11月かあ、まちどおしいのお、待ちきれないのお。。。

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と、次回に続くのであった。
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自転車旅 準備編 650cロードで旅に出る [ロングライド・ブルベ]

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うちの初代ロード、TESTACH Tremignon
よく見ると、BB辺りのエンブレムに国旗があしらわれている。
ずっと持っていて、使っていたものでも新しい発見があるものである。

さて、日付も決まり場所も決まった自転車旅である。
でも決まっていないこともまだ沢山ある。
たとえば、自転車旅と言えば、やはり自転車であるが、
旅にどの靴で出かけようかと迷うように自転車もなやむ。
現在所有している自転車はロード2台、クロス1台、折り畳み1台の計4台である。クロスは重いし通勤買い物用であるのでまず候補から外れる。

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折り畳みはDAHONのCurve SLである。軽くて畳めていいのであるが、道中2−3箇所ある峠越えには不向きであろう。

すると、ロード2台のうちどちらかとなる。

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1台は最近買ったばかりのOrbea DIVAである。軽いし、なんと言っても美しい。これで5日間も旅をするなんて心躍るばかりである。

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もう1台は、クロモリロードのTESTACH Tremignonだ。オルベアに比べれば1.5kgも重量増になるので正直気乗りがしないのではあるが。。。なんといっても取り扱いに気を使わなくていいのは魅力的ではある。傷ついても再塗装すればいいし、多少のことでは壊れない。鉄ですから。

重量の点から、ほぼDIVAで行こうと決めた所に、主にサイクルショップ方面から声が聞こえてきたのであった。。。

。。。

。。。
kayoやkayoや

はい、なんでしょう。

おろかなkayoよ。。。あなたは4泊5日分もの荷物をどうするつもりなのですか?

え、リュックじゃだめなのでしょうか?

背中なんて高い所に重い物を載せて走るのは得策ではありません、自転車に振り分けて載せるのが自転車旅の鉄則です。

と、いうことは。
何らかの形でキャリアをつけなくてはいけないということですか?!

そうです、その点カーボンは不利です。DIVAにするのだったら、大幅に荷物を減らしてシートポストを交換してキャリアを買うか、Testachのほうにはダボが付いているのでツーリング用のリアキャリアを付けるか、どちらかになりますよ。。。よく考えなさい。。。

ダボ穴???なんのこっちゃ。。。


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あ!!これか!!!
常々これは何だろうかと思っていたこの不思議なトッキ。いや何に使うと思っていたかといえば、1)フレームをお店や家で飾る時に吊るすのに使う輪っか 2)塗装をする時にココを持って塗るミミ的用途 のどちらかだろうと、、、かなり間違ったことをかなり長い間思い込んでいたものである。


思い込んでいたと言えば、最近判明してえらい恥をかいたのであったが、うちの近所に波の伊八(なみのいはち)生誕の地、という案内があって。江戸時代の彫刻家で波を彫るのが代表作なのであった。しかし私は長いこと、この『波の伊八』(なみのいはち)を日本で初めてサーフィンをした人だと思っていたのであった。自分で木でサーフボードを彫ったり(←部分的に辻褄があっている)して、すげえ、と名を轟かせている日本人初のサーファーだと思っていたのであった。

...なるほどねえ。。。こことシートポストとかを使ってキャリアをつけるのね。


さて、とりあえずは持って行く荷物を作ってみようと思う。その多さ重さによってシートポストキャリアで済むか、ツーリング仕様のリアキャリアになるか自ずと答えは出るように思う。

あとは、一番肝心なのは少しずつ走り、脚を準備しておくことなのだ。毎日続けて70−80km走る旅である。出発まで二ヶ月を切っている。頑張らねば。

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本格復活したこと [ロングライド・ブルベ]

お久しぶりです。8月に入りやっとこ自転車に乗れるようになったものの、この猛暑、いきなり復帰戦で真夏の清澄山など登るわけにもいかずに近場をウロウロしておりました。のでなかなか記事にはならず申し訳なかったのだった。
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ロードバイクも再開し、毎週日曜はオルベアでリュックに浮き輪と弁当を詰め込み隣町まで海水浴しに行った。大丈夫なようであった。

そして、ようやく9月に入って職場のチームの恒例の朝練、清澄山トレにも無事参加できた。とはいえ、みなが2往復3往復するところを一回で勘弁してもらった。
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そして、ようやく夏休み??がとれることとなったので、冬になる前に自転車旅行を考えているのであった。
期間は5日間
時期は晩秋
場所は国内

あと二ヶ月しかないのであるが、どうやってどう行くのか、全然手を着けていないのであった。まずは

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この自転車か

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それともこちらか

決めなくては行けないし、というかまず自転車の選択と言うのが最初に来ていいのかわからない。
自転車旅って荷物はどう積むのだろうか、五日間ではリュックでは足りないとおもわれ、今まで考えたこともなかった、キャリアとがバッグとか、、、
しかも私は650cの自転車で無理やり乗っている短足野郎なので、バッグ系統は自転車につけられないことが多いんじゃないかとか心配事が満載なのであった。
また自転車ショップのオーナーに無理言って部品を作ってもらうことにはなりはすまいか。。。

タイヤも23cから少し太くしたいことであるし、はたまた電飾関連、モバイル系の電源問題など準備が大変そうなのである。旅の準備も旅のうち、いろいろ悩んでみようと思う。


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まさかのDNF! [ロングライド・ブルベ]

試験勉強の合間をぬって、毎年好例のツールドちばに参加。受験生という手前、さすがに3日間連続出場というわけにもいかず、最終日の3日目のみエントリーしたのであった。

ちなみにこのツールドちばは、首都圏ではけっこう大きな大会で、一日100−130kmを3日間走ることで、千葉を一周(ではないけど)するイベントだ。毎年コースは違うが、だいたい一日目が平坦、二日目くらいから、Deep Chibaに入り込み、つまりは房総半島の奥と言うことだが、最終日はだいたい坂の多いコースになる。

と、いうことで総勢12名、職場の自転車サークルで貸し切りバスも手配しスタートは順調であった。(うちの会社の福利厚生は最高だ!)
天気も日曜から一転、体育の日は秋晴れの最高のサイクリング日和だった。

が、50kmほど走ったところで、妹がまさかの落車。。。

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ひさしぶりに仕事以外で救急車に乗るはめになり、自動的に私もDNF。ロードバイク2台も無情にも回収車に引き取られる(たかどうかはその時点ではわからず、私の新車を路傍に置いて泣く泣く現場をはなれたのであった)
さて、肝心の落車した本人だが、手足の怪我だけで、多少は縫ったりナンなりしていたが、骨折もなく、よかったのだが、家に帰ってヘルメットをみるとしっかり、割れていた。やっぱヘルメットは重要だなあ。

かようなわけで、今年のツルちばは終わった。久しぶりのブログアップでDNF報告ですみません。。。次回の楽しい自転車話をしばしお待ちください。


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夏の定番 房総半島横断計画 [ロングライド・ブルベ]


私もイタリアに行って、コルナゴのおじさまに、『こんな美しい女性がはるばる日本から来てくれたんだから、ひとつ自転車を見繕ってあげましょう』と言われたいものである。しかし、もちろん美しくないばかりか、股下65cmの私に合うコルナゴなどなく、近所の子供の自転車を寄越されるのが関の山と思われる。

さて、件の番組(世界ふしぎ発見)ではジロ・デ・イタリアゆかりのコースや、世界のセレブが別荘を建てているコモ湖周辺のコースなど、きっとイタリアでは定番であろう、峠も含めた幾つかのサイクリングコースが紹介されていたのであった。

と、いささか強引ではあるが、一方わが南房総・安房の国ではどうか。

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NHKの番組でも登場した、千倉〜館山の海沿いの道フラワーライン。野島崎灯台がランドマークである。眺めは最高、海風の向かい風も最高である。


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山の方といえば、清澄山から大多喜、久留里などの養老渓谷コース、秋には紅葉も美しく毎年ツールドちばのコースにも入っている。

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ブルベで言えば、富津からもみじラインをこえて三芳村までの牧場地帯をのんびりと走るのもいい。どちらも千葉に山がないと思っていると悲しくなるくらいの坂が味わえるのだ。ここは大山千枚田、東京から一番近い棚田として知られている。

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嶺岡林道や香木原林道などを初めとする細かな林道をマニアックに走るのもいい。ときおり猿やイノシシにも遭遇出来る。私の尊敬するサイクリスト伊藤礼先生の「こぐこぐじてんしゃ」にも登場する410号線や長狭街道、横根峠を通り保田に抜ける田園地帯コースもオツなものである。

そんななか、新たな定番としてご提案したいのが、房総半島越えサイクリングである。東京湾側の内房から太平洋側の外房まで自転車で走る。もちろん逆も可。当然半島の真ん中には低いながらも山があり峠越えも楽しめ、スタートとゴールが海、という極めて絵になるシチュエーションではないか。絵に描いてよし、文にしてよし、ブログにしてよし、である。もちろん半島越えなどどいうものはどこでも出来るし、やろうと思えば太平洋から日本海の方がダイナミックで絵になることは間違いないのだが、それではまだ敷居が高かろう。

どうやって、横断するか。いろいろなルートが考えれるが、チーバ君でおなじみの房総半島は、先に行くにしたがって細くなっており、おそらく一番短く坂も少ないのが、長狭街道を走るルートであろう。これは昔からの街道であるからして地形的にもそこを徒歩や馬で移動したという昔のことを考えても、一番効率のいい道なのだろう。途中横根峠付近のみ登りである。
一方皆が車やバスで房総半島に訪れそこから自転車で走り出すと考えると、木更津からの出発であるので当然新しい、房総スカイラインや鴨川有料道路を通ることになりそこそこ登ったり降りたり登ったり。を味わうことが出来る。

今回は、富津岬で仕事がありそれを好機と今年も好例の房総半島横断の旅を実行した。職場での地道な布教活動が実り、社員旅行で貸し切りバスを追いかけて木更津まで走り変態扱いされた去年と違って、今年は2人も同行者が集まったのであった。もちろん2人は横断は初めてである。

前日の研修会と懇親会が終わり一晩明けたある日曜日。富津岬から旅立とうとしている3人であった。他の参加者からの、「自転車で帰るの?もしかして行きも自転車で来たの?」という目線が痛い。時間の都合で今回行きは輪行であったのだがいちいち説明しているヒマはないのであった。なにせ恒例、17時までに帰らないと仕事に間に合わない、という制限があるのだからだ。一人が靴を預けるのを忘れ革靴を持って走らなくてはならなくなった以外はトラブル無く出発と相成った。
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富津岬を出発した3人は、ブルベと同じコースをたどりもみじロードを上り、金束という変わった名前の交差点に到着。あとはブルベコースから離れて長狭街道を鴨川方面に向かう予定である、途中山小屋風のピザ屋があるので昼食はそこで食べる方針であった、やはり行き当たりばったりと言っても田舎故、補給ポイントなどは決めておかないと行き倒れる可能性がある。

友人「あのさあ。。。昼さあ~」

「あ、店はもう決めてあるんだ、ピザ屋でーす!」

友人2人 「ねえ、肉、ガブガブと肉が食べたいんだけどー」

うーん、ピザ屋には肉はなかったような。。。でも。ここから一番近い肉を食べられるのは、例の場所しかありませんよ?しかも一番近いと言っても、ここからまた更に登り、しいたけ村の前の激坂を登らないと、その地にはたどり着かないのですよ?それでも機械の身体が欲しいのですか、肉郎?いえ、鉄郎?しかも、あなた達は先々週そこでお腹いっぱいたべたじゃあないですか?シクシク。



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どんだけ好きなの?BINGOバーガー。
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なぜか自転車に乗ると、お肉が食べたくなるようである。しかし、このせいで峠を1本追加と30kmの遠回りをしたものの、スーパービンゴバーガー的カロリー収支は黒字であることは疑いようもなく、またさらに自転車乗らなきゃなるまいなと思うのであった。

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三浦半島上陸大作戦の巻・後編 [ロングライド・ブルベ]


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40分ほどでようやく船酔いから解放されよろめき、まろびつつ横須賀に上陸した一行であった。地面ってありがたい。自転車のほうもあれだけ船に波がかかった割には濡れもせずほっと一安心である。さてこうして我々精鋭部隊は初めての地、お向かいの三浦半島に上陸を果たしたのであった。ここ横須賀から三浦市を通過し、鎌倉市まで海沿いを走って行けばいいわけだ。地図的には大きな峠もなく、なにやら楽勝モード、まあ平たく言えば房総半島も三浦半島も同じだっぺだ。いざ鎌倉(生シラス丼)とばかりに出発、まずは三浦市の三崎漁港に到着、住民全体でマグロを推している町であることがひしひしと感じられたのであった。もう少し時間が遅ければ、シラスよりマグロの方が大きいもんなあ、などと言って三崎漁港に吸い込まれ、本日のイベントの終点になってしまうところであったが、まだ開いている店もなく無事に通過することができた。

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言うまでもなく、後ろから4台目小さいのが私のテスタッチ・トレミン(650c)だ。

暫く海沿いを走ると半島の反対側に到達、御用邸のある葉山に到着したのであった。さすが、御用邸があるだけあって、町の雰囲気が全然違うのであった。歩道を散歩する犬さえ、なにか、こう、「避暑」とか「ご静養」とか、「御用達」「畏れ多くも。。。」などという感じである。葉山の公園でお手洗いだけ貸してもらったのであったが、これがまた立派なお手洗いであった。部員一同感動し一部はトイレの前で記念撮影するものも居たくらいだ。さて、ダッペエ君丸出しで歩を進め、気がついたのはそのことだけではなかった。めちゃめちゃ交通量が多いのであった。車だけではなく、自転車も多い。その自転車もロードレーサーも勿論圧倒的に多いのだが、その他にもレンタサイクルと思しきママチャリ風から、ミニベロ、MTBなどなどで、車の渋滞は想像していたのであったが、まさか車道の左端部分が渋滞を起こすとは思っても見なかった。
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見よ、この渋滞を。。。
国道134号は自転車銀座と名付けられよう。コンビニにも平均10台くらいのロードバイクその他が駐輪されており、驚きである。ふだん走っている外房の街道沿いでは一日走って2−3台とすれ違えば多い方で、下手したらそのうち一人は知り合いだったりするのにくらべてこの賑わい。これではすれ違うたびに挨拶していたら、脚より首が音を上げるに違いない。

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自転車渋滞しつつも、シラス丼の店に到着。しかし、開店前に着いたにも関わらず既に1時間待ちの行列であった。確かに鎌倉市に入った辺りですでに車が渋滞していたということはそのほとんど大体が江ノ島に向かったいたわけで、、、
車の人たちと違って朝から昼まで運動していた身としては、ここで1時間は無理な話である。江ノ島内を自転車でウロウロした結果、待たなくても入れる店を発見し当初予定していた計画変更、有名店<<<すぐ食べられる店、なのであった。

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順番待ちのない行列のない店であったが、生シラス丼、美味しかった。

さて、江ノ島で各々お土産を買ったり、昼寝をしたり観光地を満喫した後、15時20分のフェリーに間に合うべく帰路についたのであった。
帰りもまたかなりの交通量、渋滞であった。手信号はばっちりマスターした部員達であった。排気ガスも十分吸った気がしたころ、久里浜のフェリー乗り場に到着。切符を提示、係員が案内するまで待つようにとのことであった。こちらも行きで経験済みである。こうやってしばらく待っていると乗船案内があって、行きと同じように一階の乗船口から乗り込むのだ。何事も一度経験していれば余裕綽々なのである。

アナウンス
『はい、自転車のかた!二階乗船口から御乗船ください』

、、、?に、二階?

提示された乗船方法は行きでは封鎖されていて気がつかなかった、この急なスロープを上がって行け、というものであった。
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考えても見るとたかだか10mくらいの距離しかないところを2階の高さ(一階部分は体育館のように天井が高い)まで登れというのである。はっきり言って今回の行程で一番辛い坂であった。しかもアスファルトではなくツルツルしたコンクリで所々濡れているのであった。早々に押して上がるもの、蛇行するもの、手すりにつかまって立ちゴケを免れるもの続出で、後ろのオートバイの人たちにご迷惑をかけてしまったのであった。
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登った後から撮影。斜面の落ちこみで急さがわかると思う。

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帰りもこうやって自転車を固定してもらう。自転車が小さいため上の手すりに届かないテスタッチである。ふと良く手すりやつり革に手が届かない自分もほうも思い出しちょっと不憫な気持ちになるのであった。

湘南は都会であった。千葉より遥かに品がよく、洗練されていた。初めての自転車船旅、鎌倉江ノ島、湘南の海、シラス丼、交通渋滞、そして久しぶりの船酔い、などなどを堪能した休日であった。楽しかった。そして、帰りの船酔いに関しては、行きよりひどかったとだけお伝えして今回のご報告を終わらさせて頂きます。
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き、気持ち悪いよ。。。
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三浦半島上陸大作戦の巻・前編 [ロングライド・ブルベ]

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暖かくなってきたこともあって、ちょっと遠出をするイベントを考えた。海を挟んでお向かいの県、神奈川県に上陸する作戦である。目的地は江ノ島。春になって、シラス漁が解禁になって、生シラスがたらふく食べられる黄金郷は三浦半島である。かの地に到着するにあたって一番簡単なのは、自家用車や高速バスあるいは特急わかしお号で一度東京に出てから横浜回りで向かう方法である。しかし、それでは芸が無いし時間もないということで、今回は初!海路を使うことになった。東京湾を横断する方法はかつてはフェリーが主体であったが、アクアライン(東京湾横断道路)ができてから、ぐっと使用頻度が減ったものの実はちゃんと運営されている。その一つが千葉県富津市浜金谷から神奈川県横須賀市久里浜に至る東京湾フェリーだ。

4月末の某日早朝、わざわざシラスを食べるために船と自転車を使って行こうという有志(物好き)が長狭街道をから内房の地、浜金谷に集結したのであった。

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切符を購入、この時点で徒歩なのか、車なのか、バイクなのか、自転車なのか申告するようになっている。その内訳次第で乗船の順番や駐車の場所が異なるらしい。『自転車のかた乗船して下さい』というアナウンスに従って自転車に乗ったままで乗船する。桟橋とフェリーの間の橋?渡り廊下?のようなものには結構なグレーチングがあってロードバイクは慎重に船内に入って行ったのであった。
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なんだかわからない理由で乗船は→の方向、フェリーの1階に案内されたのであった。
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中に入っていくと体育館くらいのスペースが広がっていた。係員の人が一台一台丁寧にロープで自転車を手すりに括りつけてくれた。しかし何だかところどころ床が濡れているのが気になるが。。。

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自転車の収納が終わった所で、全員客室に集まった。ラウンジにはベンチやソファー、売店などあり電車やバスや飛行機にはない贅沢な空間が広がっていた。快適快適、イイではないかフェリー。

と、出航していったのだが、ものの5分もしないうちに全員が”あとどれくらいで着くんっすかね?”という気持ちになって行ったのであった。折しも天気予報は快晴だが強風の恐れ、海上は波高くとされていたのであった。ものすごく船は揺れた。船酔いもあったし、客席は2階であったが窓ガラスにざぶりざぶりと波がかかって、今の波で、我々の自転車にどのくらいの塩水がかかってしまったのだろうかと気が気ではなかったが、今更どうしようもなく早く向こう岸に着かないかなと祈るだけなのであった。

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と、いうことでようやく着岸である。富士山は外房では普段あまり見かけないので、神奈川県に来たなという感じがひしひしとした。富士山も歓迎して暮れているようだ。船酔いからも解放され到着した時にはこれで今日の大変なことは終わったかのように思えるのであった。しかしながら船で来たということは帰りも海路なのであり、また等しく揺られなければ帰れない身の上運命なのであることは確かなようでもあった。それでは次回後編。
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菜の花サイクリングの巻 [ロングライド・ブルベ]

『南房総・菜の花サイクリング』、、、こう聞いた時、人は何を思うだろうか。菜の花?お花畑?春爛漫、そよぐ風、鳥のさえずりを耳にしながらちょっと一休みしてお弁当タイム。。。などなどだろうか?天気予報は快晴でお出かけ日和、距離も60kmちょっとであるし、海沿いの平坦基調とあればちょっとしたポタリング程度と思ってしまったとしても、何の不思議もない所である。

しかしそうは問屋がおろさないところがサイクリングのアウトドアスポーツ足らしめるところだ。

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スタート地点の館山までは自転車で35km程度の距離であり自走範囲内である。しかし今回はユルリと春の房総を海を眺めながら走る、という気持ちであったので電車輪行と相成った。これは後から見れば大正解ではあった。とにかく朝の時点では、0802発の内房線に乗車予定、というか、この次の電車は1時間後なので絶対に乗り遅れられないスケジュールである。

が、一緒に出発する約束の相方君が来ない。。。
あと20分、15分と時刻は迫るのだが、一向に現れる気配がない。ドキドキしてきたのであった。とりあえず自分の輪行は終わったので、切符でも買っておこうと駅構内に入って掲示板を確認したところ、なんと出発は3番線ホームからである、それが何を意味するか。跨線橋を渡って向こう側のホームから電車に乗らなければならないということなのだ。ゲ。である。駅員さんに事情を話し、慌てて自分の自転車だけ先に3番線ホームに運ぶことにした。エレベーターを呼んで、連絡通路を渡り、またエレベーターでホームまで降りると3分?いや、5分くらいかかるだろうか?
ま、間に合わない?!
自転車をホームに置いて再度改札に戻ると、来た!居た!
あと10分切っている。ここからは2人掛かりで大輪行袋詰め大会である。しかし、自分がこんなに手早く自転車を分解出来るとは。。。
5分で終了、あとは3番線ホームに駆け込むだけだ。と、相方君はなんと階段を駆け上がって行く。なるほど、私のように輪行袋を担いでも地面と袋のクリアランスが数センチ、という身長でない限り、階段を走った方が速いのか。私の分は先に運んでおいて大正解である。もう電車はホームに到着、あああーー手袋が落ちた!それを拾いに戻る私、階段を駆け下りて、自分の輪行袋を取り戻し電車に飛び乗った。鍵をかけていたら間に合わなかっただろう。なんとか間に合った。。。間に合ったよぉ〜(泣
スタートはまだまだ先なのであったが、実際もうこの時点でちょっとへとへとになっていたのであった。

無事に電車に乗り込んだので、お約束のオニギリタイム。40分ほど電車に揺られて目的の館山駅に到着したのであった。。。あれ?
スゴい寒いんですけど?
電車に乗っていたときはポカポカ陽気だなあ、と思っていたのであったが、いざ外に出てみるととても寒い。というか、かなりの風が吹いていて、体感温度が低いのであった。ちょっと嫌な予感がしたのであるが、寒さを堪えて、自転車を組み直してスタート地点まで出発することにした。
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スタート地点に着く頃は、菜の花サイクリングの幟も旗めき、テントもたなびき、ああ、今日はこれからかなり風に吹かれるのだなという運命が薄々感じられたのであった。見た所、西から南風であり、ということは終始向かい風ということも察せられたのであった。職場の同僚とも合流して一緒にスタートである。頑張るぞ。
IMG_10181.jpg向かい風、嫌い!

スタート後暫くは館山の市街地を走っていく。前後にはまだ参加者も連なり交差点ごとにはスタッフのかたも居られて声かけ、挨拶をするのであった。と、あるところで会った、実走スタッフの方が、かなりステキだったのだ。かっこいかったなあ〜、と思いつつその場を離れしばし走る。だんだん速い人は先に、マイペース組はそれなり、というかたちで集団もばらけて来たのであった。と、とある踏切のところで渋滞発生。この集団はしばし停滞である。ちょっと後ろの後輩(女子)と話でもしようか。

「ねぇ、さっきの信号のとこにいた人、イケメンだったよね!」

後輩「え?マジっすか?どこで?!」

「ほらさ?ちょっと緑っぽい上着でさ、マウンテンバイクでさ。。。」

後輩「あ、紫の服着てる?」

どんな色彩感覚だ、違います。「いや自転車は白で、ホイールが金色でさあ、かっこ良かったよ、ちょーハンサムだったよ。気がつかなかった?イイ男だったなあ〜」

後輩「マジっすか?見たかったなあ〜どこでだろーくぅうう〜くやしいっす!」

「いやー残念だったねえ。でもマジイケメンだったよ!」

と、ちょっと無理のある若者言葉を取り混ぜて、キャーキャー騒いでいたのだ。すると、突然後方から、


「。。。それってオレのことかな?」



ギャー!本人が真後ろに居た!アワワ。。。ギャー!

ということで、無事に(?)ハンサムボーイと再会。素敵な殿方でした。でも小学校6年生の息子さんがいらっしゃるとのことで、撃沈。でもマウンテンバイクで山に走りに行きましょうとお誘いあり、本人のすぐそばでイケメンイケメンと連呼してしまい、ちょっと恥ずかしかったが和やかなふれあいの一コマということで、思い出にすることにした。

IMG_1023.jpgこの風を見よ!
昼食の野島崎灯台付近から、洲崎までの房総半島の南端を通る頃には、風は暴風の域に達しており、転倒するもの、降りて押す人続出になった。もう海を眺めるどころではないのであった。しかも風にのって砂浜の砂が吹き付けて来て顔が痛い、目に入る。散々であった。60km走り終える時には全員ボロ雑巾のようにヘロヘロになってしまった。部員の一人は回収車?にもお世話になったらしい。
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いちおう菜の花の前で撮影。この時だけ、一息ついて我にかえり、本来したかった海を眺めることができたのであった。
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途中でサイクリング中だった友人夫妻と遭遇。記念撮影し、館山まで一緒に風と戦うことにした。
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ゴール後あんパンを頂き、ほっと一息。風が強すぎて、海も菜の花も楽しむ余裕がなかったけれど、一生懸命走る、ということを満喫したことだけは確かだ。帰り、電車でよかった。自転車と暖かい車内でゆられて鴨川までのんびり帰ったのであった。




ココで、、、続きを読む


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BRM123千葉200km(南房総) ~ゴールの巻~ [ロングライド・ブルベ]

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無事にスタートできるって素晴らしい。遅刻せず、ホルダー破断も修復でき、車検も通過してスタートしたのであった。走り出してしまえば、あとはゴールすることだけを考えればいいのである。先は長いが、ようやくホッとしたと言ってもいいいだろう。まずがコースは内房を南下、一路チーバ君のシルエットでその形態から諸事情により省略されてしまった富津岬を目指して走った。PC1までは平坦な海沿いのコースであり大きなトラブルもなく(なんと言っても風が強くなかったのが嬉しい)、到着した。クローズ時間に1時間ほどよゆうがある。早くも空腹であったので、レシートゲット後に早速持参の山賊オニギリを詰め込んで、、、急げ急げ!

うまーい!
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が、勢いよく食べ始めたせいか、喉が乾燥していたせいか、走ったばかりで呼吸がまだ荒かったせいか、猛烈にムセ込んでしまった!ゲホゲホ。。。 すまないねえ、ゲホゲホ。。。おとっつあんそれは言わない約束でしょ。。なーんて。
独りボケに涙目になりながらも、思わぬ山賊オニギリの欠点を発見し、次回は一気食いしないよう気をつけようと誓ったのであった。別に早食いをしたいわけでもないのだが、1人参加でしかも皆より一回り小さい650cのロードレーサー、平地の巡航速度も望めず、かと言ってヒルクライムが得意なほどスリムでもない。そんな状態で時間を稼ごうとするならば、自然と休憩を削るしかないと思っただけなのだ。。。

さて、次のPC2までは、200m超の登りを続けて2回越えなくてはならない。最初の難所である。一回越えてダウンヒル後、また再度登るのだ。。。正直、く、下りたくない〜。フィギュアスケートでいうと前半のコンビネーションジャンプと似ている気がする。決めなきゃならなないが、全力過ぎてもまだまだ先に沢山あるので、余裕を残したい、という感覚である。
2度目の山頂にはしいたけ村、という施設があるのだが、まだ中には入ったことがないのである。しいたけ村。。。なんだか”ポールのミラクル大作戦”をふと思わせるかわいらしい名前なのだが、しいたけ村の本物はどちらかというと、某鬼太郎の村という風情であった。一応前半の山を越え、PC2に到着、まだ1時間の余裕を残したままである。よし!
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持参のあんパンを今度はむせずに食べて、早速出発である。最後のPC、PC3までは外房の海沿いの道を延々北上するコースである。館山〜洲崎〜野島崎〜千倉〜鴨川という通い慣れた道。道に迷う心配もなし、正直安パイで時間の稼ぎどころと予想されていた。

。。。しかし。

...痛い。なんだか痛いんですけど〜。そう、先ほどから両脛が絞られているかのように痛んできたのであった。どうしてか。謎でもなんでもなく、実は手足が冷えるので今回は靴下を3枚履いてきたが、100km走ったこともあり徐々に脚がむくみ始めて靴下が臑を締め付け始めたからなのだった。ぎゅうぎゅう靴下のバンドに締められ、どんどん痛みが増して来て、孫悟空ってかなり辛かったんだなあとか思い始めたころ、IMG_0931.jpg
見覚えのある風景、なじみのある道に差し掛かったのであった。
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決してウチにシャチが居るわけではありませんが、
あー、うちまで後、たったの17kmかあ。。。帰れないけど(泣
しかも、両足に痛みを訴えている孫悟空が二人も居る身なのだ。這々の体でなんとか17kmを走り最後のPC3に到着。とはいえ、ここで1時間半ほどの余裕があることが判ったのであった。風がなかったことが原因と思われた。コンビニでいつものレシートゲットとトイレを済ませ、この一番上のきつい靴下を脱ぎ一息。これから日没後さらに冷え込むことが予想されたので、靴下の代わりに爪先カイロで代用することにした。
さて、この最後のPC3でもう一つなされなければならないことがあったのだった。それは、サングラスのレンズ入れ替えである。そう、夜になるのでグレーのレンズから透明のレンズに入れ替えなくてはならないのだ。私はややドライアイ気味なので、夜間の風防という意味合いのアイウェアである。さて、ちゃーんと忘れずに持って来たのですよ、替えのレンズを。黒い方をパチッと外して、これを、嵌めて、っと。

あれ?

。。。はまりません。鼻側から嵌めても耳側から嵌めてもうまく嵌らず、サングラスの縁とレンズの間に隙間ができてしまうのだ。うーん、これは。。。
違うほうのサングラスの替えレンズを持って来ちゃったかな?
一瞬自分のバカさ加減に嫌気がさしたのではあったが、あとこうなったら、シャレでレンズ入れないでダテ眼鏡で走ってみようかとか思った。しかしまあ、レンズ自体はしっかり縁に食い込んでおり外れそうにないし、多少隙間があるもののちょっと変わったベンチレーション穴だと思えばいいのである。気にせずこのまま出発することにした。そう、家にも寄らない。ただし、この腹立たしいキツキツの靴下だけはうちのママチャリの前カゴに投げて来ることにしたのであった。

さて、出発前に数人のブルベ参加者の男の子たちが休憩していた。彼らもこれからあの清澄を登るのであった。頑張ろう!
『千葉ってさあ、山ないだろ?』
『ないない。日本で一番だか二番だかの平らな県だもん』
『じゃあ、もう坂ないよな』『ないない』

ひとつひとつは決して間違っていないのだが、全体としては完全に間違っている、、、
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とはいえ、このサングラス、明らかに変である。

さて、やはり150km走ったあとの清澄山は大層きつかったのであった。しかしなんとか足を付かずに登頂!
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この時点で午後4時40分、まだ日没までわずかな時間が残されている。人家もなく無街灯地区のダウンヒル部分をなるべく速く通り過ぎなくては。。。
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頑張れ。

日没後は久留里〜木更津の市街地を抜ける。ここは東京に行く高速バスの路線でもあり、見覚えのある道であり心強い。あともう少しである。しかし、ここまで来ると、何のこともないような上り坂が実に脚にシミルのであった。

あと10km。なんと11時間少々でゴールできそうである。今回は徹頭徹尾、1人でブルベを200km走ったのである。しかもなんだか、まだもうちょっと走れそうな感じでもあるではないか。本当に嬉しい。この日のために、2ヶ月、社食のラーメン断ちをした甲斐があったというものである。(ゲン担ぎではなく、ダイエットということである、念のため。)
と、ラーメンのことを考えていたら、スゴくお腹が空いて来たのであった。ゴールすれば多分おそらく、スタッフのかたがなにかご馳走して下さるのではないかとも思うのだが。。。
ちょっと躊躇したが、結局、私的PC、PC4としてゴール前コンビニに寄ってスイーツやら肉まんやらをしこたま食べたのであった。その間におそらく10人くらいに抜かされ、その中には自分のなかで勝手にライバル認定していたおそらく同年代の女性、なんとフラペ!のかたにもとうとう抜かれてしまった。でも気にしない。お腹がすいたら、自転車は楽しくないのであった。

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そして、午後7時30分ころ、無事ゴール!

ブルベ、ほんとうに楽しかった。無事完走したのであった。

そしてサングラスのレンズの件であるが。。。家に帰って調べたら、ただ単に左右を間違えていただけであった。ほんと、ブルベって色々ありますね!

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