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ホイール新調 [650c]

2016年、ホイールを新調しております。
もともとは、去年GOKISOがハブの販売をやめるという話を聞いて、GOKISOハブとMAVICのオープンプロで手組の650cホイールを作って頂いたのですが、それで物欲に再び(?)火がついて、今度はPAXcycleでオリジナルホイールを組んで頂きました!

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こちらGOKISOハブホイール、乗りゴゴチよく、スルーっと走ります。滑らかそのもの。ラチェット音が殆どしないのでほんと静か〜に走ります。ただしかなりハブの構造が複雑でちょっと重量増。でも好きだなあ。

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こちらはPAXホイールです。
スポーク少なめ、軽量化をテーマに
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PAXホイールでツール缶をいれなければ、これくらいの軽量バイクに☆
なによりオリジナル特権の、ロゴとニップルのカシス色!イカす!!

ということで、650cはなかなか新製品もありませんが、そこそこお買い物はしているのでした。
今後いま所有している650cホイールの中では、マビックキシリウムエリート、ゴキソホイール、PAXホイールは11速までは対応可能ということなので、11速と電デュラ化に関しては可能かな。でもそうすると他の、EASTON EA 70と旧キシエリとREYNOLDS Solitudeが使えなくなってしまう。10速と11速のロードに分けるという手もあるかな。

もちろん今はやりのワイドリムで太目タイヤとか、ましてやディスクブレーキにはできないので確実に取り残され感はあるけれど、まあ、マイペースに楽しむ分には問題なさそうなのでした。
それ以上に、最新モデルのロードでこれが欲しいというもんもないのです。


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乗っております650c 2015 [650c]

結局2014年はブルベにはでなかったのでした。最大の理由はもちろん練習不足ですが、次に夜間走行に自信がなかった。からなのでした。。。あまり視力が良くなく、ドン臭く、眠いのに弱いので、尻込みしちゃったのですね。

というわけで、2015はブルベ以外で頑張っております。
自転車は、
テスタッチトレミニヨンは、悪天候時や荷物満載の旅、あと申し訳ないですがローラー用として
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オルベアの最初買った2010最終モデルにはトリプルギアと簡単なキャリアをつけてこちらも旅仕様に
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そして最近入手したオルベアの2009モデル。こちらには最小限の装備のみつけて軽量仕様としております。この子はウチからの往復か、自分の車への積載のみの輪行禁モデルにしております。
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6月には富士ヒルで。またまた2時間の壁が越えられず、年々オババになっているんだなあと実感したり、8月ー10月は足の病気になり、2キロも太ったり、しておりましたね。

なんとか足の骨も固まり、お医者のOKが出たので、さっそく10月にどしゃぶりのなかツールドちば100kmにて復帰し、翌週には石垣島120km、11月には自転車お遍路でとうとう足摺岬まで辿り着いたのでした。

そういえば、先日のサイクルモード2015で
また650cみつけちゃったのですね。。。
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フムフムワイヤー内蔵フレームなのねー


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本番編☆ 650cカーボンバイクOrbea DIVAちゃんで日本一の山に登れ!2014 [650c]

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ということで、過日の日曜日、無事富士ヒルクライムにいってまいりました。
毎年、ふじさん富士山とゆっていますが、実は大会に出るのは今回で2回目。殆どが自主トレで終わっておるのです。
3年前は試走だけして、本番は応援のみ、応援バスが苦しげにブイブイアクセルを吹かして登って行くので「やっぱ自転車で登るなんて頭がオカシイ」と感じた。五合目でクッキーモンスターの着ぐるみを着てゴール前で応援していたら、Twitterでゴールにガチャピンが居た!とつぶやかれやや憤慨。しかしチームの皆がゴールするのをみて、いっちょ来年はレースに出てみるかな、と思ったのがことの始まりである。ついついの出来心で後戻りできないくらい、コトが大きくなってしまうのは世の常なのであった。

一昨年は、クロモリロード、機械の身体が欲しいのですね、鉄郎?のTestachトレミニヨンで参戦。男子は1時間30分切りを血眼になって目標にしているレースで、堂々の2時間16分というド貧脚を晒したのであるが、本人はご満悦。「だって、みんなより重い自転車で、みんなより年寄りなのに、一回も脚も着かないで完走したんだから、褒めてたもれ?」と公言していたのであった。ちなみに女子だからって、というか女子選手だからこそヒルクライム好きのコアな参加者が多く、これでは下から数えたほうが速いのはあとから知った。

そして去年は、恐ろしい程の不運と病気に見舞われ、泣く泣くDNS。それでもせっかくカーボンバイク(ORBEA DIVA)を買ったのだからと、体調不良を押してでかけた試走では、なななんと、屈辱の2時間40分。。。やはり、自転車は機材というより、乗り手の脚力と精神力のほうが重要なんだろうと思ったわけである。

そして、今年。クロモリより遅かったという誹りを挽回すべく、650cのカーボンバイクORBEA DIVAちゃんと再起をかけて2回目の挑戦に相成ったというわけである。

もちろん、私の美しいDIVAちゃんに非はないのであったが、富士ヒルDNS、ツルちばは妹の転倒によりDNFとやや悲運のロードという感じもしてきたりして、ここらでいっちょ厄払いするには富士山程ふさわしいところはないだろう。気合いもはいる。結果的にレース前日までで、一昨年の初参加と比べると、自転車比でー2kg、体重比でー3kg、合計5kgもの軽量化に成功したのであった。。。
今年の目標は皆が1時間30分、いや70分台、とか言っているところを真に肩身がせまいのだが、ずばり、2時間切りとしたのだった。

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スタート前に自転車界隈の超有名人、キクミミさんとのツーショット(古ー)に成功し、やや走る前からやりきった感が出てしまった。これで帰ってもいいかなー。

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しかし、そうはいかず、スタートの時間が来た。本当に辛い2時間が始まった。
スバルラインを登る富士ヒルクライムレース。距離は24kmある。
ふーん、と思うかもしれないが。ここでよく考えて欲しい。あなたは今まで、24キロメートルずっとずっと続く上り坂を走ったことがありますか?
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ないでしょう?いいですか?24kmです。その間ほとんど平坦な所はないのです。こっちで言ったら、鴨川〜勝浦間がずーっと登りなのです。東京で言ったら、日本橋から川崎駅くらいです。(さっきグーグルで調べた)ずっとずっと続く上り坂。しかもスタート地点が既に標高1000mくらいなので、だんだん酸素も薄くなって参ります。そこをなんとかなんとか、人より、いえ、ちょっとでいいから昨日の自分より速く走りたいという気持ちで登るのです。いまちょっと良いことを言った気がする。24キロを2時間以内で走りたいわけなので、計算は単純明快。常に時速12キロくらいで走ればイイ!ということだ。。。

しかし、なにもまったく無策で、ただただ去年より速くと思っていたわけではない。前述のまさに人馬一体となった5kgの大減量作戦のほかに、私には秘策があった。

その1 『人に話しかけない』
一昨年は、イマイチレースと言うことを理解しておらず、そこここで参加者に話しかけ、「どちらからいらしたんですか?」「いやーつらい坂ですね」「ちょっと晴れてきましたかね?」「お、下の景色が見えますねえー」などとしゃべり続け、当然誰からも返事をしてもらえなかったという当然しごくの結果であったので、ここは今年はぐっと我慢して黙って走ることで体力と無視された気力の消耗を防ぐ作戦だ。

その二 『ピースしない』もうおわかりかと思うが、一昨年はカメラのあるところはすべてスマイル+ピース。愛想をふりまいていたのであったが、後日写真サイトをみるとニコニコしているのは自分のみだった。ことしは愛嬌は封印して黙々と走ればタイムに繋がるかもしれない。

あとは、少しでも酸素を吸えればとおもい、鼻腔拡張テープを貼ってみたりしただったが、スタート地点の北麓公園に辿り着くまでに鼻に汗をかいて剥がれてしまい失敗に終わった。

スタートしてからは本当に淡々と、淡々と登って行くだけだったが、去年一昨年と違ったのは、斜度がユルくなったらちょとでもシフトアップできたことだろうか。。。去年まではそうそうにインナーローにしてそのままゴールだったな。。。


だまってスバルラインを自転車で上る。交通規制されているので車やバスの音もせず、本当に自転車って静かな乗り物だなと思うのだった。
そして、スタートして10kmくらいか半分くらい走ったところで判ったのだった。もう絶対に2時間は切れないと言うことが。。。

サイコンのメーターはだいたい時速11kmくらい、たまにシフトアップ出来て13kmくらいになるが、ちょっと激坂になると一桁まで落ちてしまう。。。
ゴール手前で500mくらいちょっとだけ平坦な区間がある、そこで時速20くらい出せれば?しかしそのあとゴールまでの500mが8%くらいの坂で減速は必至。空気が薄くなって行くなか必至にかけ算から割り算やらしてみると、おおむね3分足りない。。。


足りないのね。。。



って言っても、頑張って走るしかないじゃないですか。
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こうして、ある晴れた日曜日、無事に私とOrbeaDIVAちゃんは五合目のゴールに辿り着いたのだった。転びもせず、立ち止まりもせず。もちろんDIVAから降りもせず。

結果は、やっぱり力及ばずに2時間2分だった。3分足りないと思っていたとこから、1分削ったということになるのでよく走ったと言って良いだろう。直前の試走は2時間6分だったので4分縮めた。やはりこれくらいが現実だろう。

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走っている最中は、つらくてつらくて、本当に今年で最後にしよう。と心に誓うのだったけど、終わるとなぜか良い思い出になってしまうのも、富士山の不思議な所である。そして、今年は、なんと最後尾から皆を撃墜する、ミクさんに抜かれなかった!ということがわたしにとって超進歩だったと言えるだろう。
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650cカーボンバイクOrbea DIVAちゃんで日本一の山に登れ!2014試走編 [650c]


先日、富士スバルラインで五合目まで自転車で上ってきました!もちろん来月のあのイベントの試走です。バイクはもちろん650cのOrbea DIVA。初めてのカーボンバイク、炭子ちゃん。

日曜深夜、午前3時起床。前日の準備に結構なかなか時間がかかり、2時間くらいしか睡眠とれず、かなりの睡眠不足だ。午前4時セブンイレブンに集合。富士吉田市へ出発、自分で用意した鮭オニギリとピーナッツバターサンド(変な組み合わせだがカーボローディング)を食べながら中央高速を運転。大月ジャンクションを過ぎると突然、われらが世界遺産・マウントフジなる日本一の山が現れる。今日はあそこに登るんだ!と胸がドキドキする。。。

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。。。ゴール地点は舗装路のある5合目までなので、あの山の真ん中辺りまで今日は登るのだが。。。しかしなんだか雪が多くないか?例年より?ふとウェアの選択に不安を覚えるがもう仕方ない。午前7時北麓公園到着、バイクを組み立てる。まだ我々以外誰も試走に来ていない。
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午前8時過ぎ試走開始、あっという間に仲間達が見えなくなる。おーい!。。。以後ずうぅっと一人旅だ、黙々と自転車を漕ぐ。寒い。長袖2枚で正解。坂が延々続く(当たり前だ)普通の坂と、急で辛い坂とほんのちょっとわずかに平らな坂の繰り返し。人生のようだと思う、つまりはたいてい、いつも、しんどいということだ。開始早々、横っ腹が小学生の時のように痛くなり、自転車を降りたくなる。でも降りない、やせ我慢が大人の特権なら、どうやらわたしは大人になったらしい。
ゴールである五合目前の800mほどの坂が本当に辛い。ようやくみなが待っているところに到着、タイムは。。。とても言えない。でも、一昨年より去年よりは進歩したらしい。もしかしたら本番はもう少し縮むかもとちょっと期待する。ただ今回の試走は快晴で風もなく、コンディションとしては最高で、これ以上の条件は望めないのかもと考えると、試走のタイムが全てなのかもしれない。もう登らなくていい、そう思うとホントに嬉しい。来月また登るのかと思うとホントに。。。まあいい。とにかく今日はこれ以上坂はないのだ、万歳!!
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ゴール後、みんなで富士山神社にお参り、留守番の後輩と部長に自転車お守りを買う。各国(タイ、台湾、中国、フィリピンetc)からの観光客と一緒に並んで富士山メロンパンを買う。なぜか記念撮影を一緒に撮ってと頼まれる。とういうか我々より我々の自転車と富士山という組み合わせで写真を撮っている。。。なぜだ???
パンのほうは焼きたてでほんのり暖かい。そしていつものようにオイシイ。このパンを一番美味しいと感じているのは絶対に我々だと思う。
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そして恐怖の下山。24kmを下り続ける。時速はちらっと見たら50km/hになっており以後怖くてメーターは見ないようにする。30分程でスバルラインの料金所まで降りてきて一安心。手先と爪先が痺れて痛い。無事ダウンヒルできてよかった。登りは辛いだけだから良いけど、下りは危険で心が休まらない。
駐車場に戻る。時刻は正午でそろそろお昼のことを考えるころだが、17時からの仕事ため皆と分かれて帰路につく。それにしてもチョーお腹減った。国道沿いのマクドナルド、ドライブスルーでクォーターパウンダーを買う。ビックマックを買わないのは、片手で食べられないからだ。賢い。中央道に乗ってから食べた。途中のPAにモスバーガーがあることを発見、次回はここかと思う。さて、お腹いっぱいにはなったが、当然睡眠不足+ヒルクライム後のため、猛烈に眠くなる。朝購入しておいた、メガ○ャキ+ギガ○ャキなるカフェイン飲料を注入。眠気は覚めるが、動悸がしてヤバい飲み物だ。カーステレオでU2を大音量でかけてめちゃめちゃな英語で歌ってさらなる眠気をはらった。♪アイウォントラーン、アイウォントトゥーハーイ♪。中央道/首都高速/レインボーブリッジ/アクアライン→房総と都合3時間半にて15:30頃帰宅。行ったん帰宅してシャワーと着替えして、17時業務開始に無事間に合う。

こうしてほぼ12時間でフジヒルクライム試走の強行軍終了。。。
。。。ふと思うのだった。自転車。この趣味は本当に私の健康にいいのでしょうか?どうなのか?、と過日を振り返る今日。とりあえずは筋肉痛に湿布を貼ってしみじみ考えるのです。
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ORBEA DIVA650c完成記 さいご [650c]

あっというまに、4月も終わりで、まっったくダイエットの方ははかどらないまま、去年の忘年会以来2kgの贅肉をつけたまま今年の忘年会に突入したら、まさに雪だるま式にお腹回りのお肉が増えていく算段になる。おそろしいことである。

去年、650cのORBEAを新調して、testach tremignonと比べると自転車は1.5kgも軽くなったのに!自分を含めると、けっきょくのところは重量増になってしまっているのであった。ため息である。多分、同じように自転車に乗っているのだけど、車重が軽くなったぶん消費カロリーは減っているからなのだろう。

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さて、念願の650cのカーボンフレームを手に入れたのだが、私にはまだ解決すべき点があった。
それは短足故、サドル高が稼げずハンドルがサドルより高くなってしまう。ということと、高級車が災いしてフロント直づけのため、貧脚仕様のクランク48-32Tが取り付けられない、という2点であった。

だいたい、こんなちっさなフレームに乗るってんだから、手も脚も短いわけで、もうちょっとヘッドチューブを短くせんかい!!と思うのだが、行程の関係かコストの関係かなかなか難しいようである。その点、Testachトレミニヨンはたったの80ミリのヘッドチューブだ。これくらい短いと、幾らでもハンドルを下げられるので苦労はしない。ここいらへんは我らが日本製の芸の細かい所だろう。
さて、DIVAさんのそれはどうどうの110ミリ。なにを考えてるんだか。しかもご丁寧に、
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こんなでかいヘッドチューブキャップまでついている始末。このままでは、ロードバイクでありながら、完全にママチャリポジションになってしまう。
別に、ドーンとサドルが高くなくてもいいのである。主な目的はサイクリング/ツーリングなのだから、ハンドル/サドル面が同じ高さであればOKだ。

ハンドル高が下げられない悩みについては、色々な工夫がなされてきているとおもう。ハンドルの位置やステムの角度や取り付けを調整する、というのもあるだろう、前述のキャップを低い物に交換するという手もある。しかし我がサイクルショップの店長は今回はあまりに大胆な解決策を見いだしたのだ。




ヘッドチューブの規格やキャップの種類がいろいろありすぎて面倒なので、このままこのキャップを短くしちゃいましょう!
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そう、先ほどのカーボン製のキャップ。これをわたしの店長さんは友人の工場で限界まで削ってもらってきたのであった。

驚きはこれだけではなかった。次の直づけ金具の形状で48Tのクランクが付けられないというトラブルには。。。
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(もう少し下に金具がこないとフロントディレイラーが取り付けられないわけだ。)

普通のコンパクトクランクにしたら、それで解決と言えば解決なわけであるが、ウチの店長さんはほんとうにただ者ではない。。。
サイズが合わない時に人間のほうを合わせるのはよろしくなかろうという考えかどうかはわからないが、”kayoさん、直づけ金具、アルミの削りだしで作り直しますから”といういとも簡単な発言のあと数日で

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数ミリ下に長い金具を作って頂いたのであった。

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と、こんな工夫をしてやっとこさ完成した650cのカーボンバイク、ORBEA DIVAなのだった。

それで、半年経過した今、クロモリのテスタッチトレミニヨンとカーボンバイクのオルベアであるが、どちらも一長一短。カーボンだから全てにおいて秀でているわけでもないなあというのが正直なところだ。
ちなみに私のテスタッチはフレームとフォーク以外はすべてカーボンなので、比較しているのはほんとうにフレーム関連のとこなんだろうと思う。

クロモリが鉄郎ゆえに、重いということが意外に乗りやすさ(安定している、風の強い時や下りなど)に貢献している点は発見である。どうもカーボンだと軽すぎてヒョイヒョイしちゃうというか。。。
あとはやはり取り扱いがあまりにも慎重にならざるを得ないのもカーボンの面倒なところである。公共交通機関を使っての輪行をカーボンバイクでする気にはなれないだろう。

いやー、やっぱりロードは2台くらい持っていても全然OKだな〜。と言うのが今の正直な気持ちなのであった。
これからも、色んな自転車でいろんなところに出没する予定であるので、私のダイエット経過とともによろしくおつきあい下さいますよう、お願い申し上げるのであった。
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650cのORBEA DIVA完成記1 承前 [650c]

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前回お知らせしたように、海外通販という運命の出会いによりORBEAの650cフレームを手に入れた。

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房総一謎めいた某アウトドアショップでは、フレームの持ち込みを快く了解してくれた。まっこと心の広い対応である。そして夏の過日、私は助手席にカシス色のORBEA DIVAを乗せ、(もう少しでシートベルトを彼女に締めそうになった)ショップに行った。店長としばし、その美しさに感動。美しい自転車というのはフレームの時点ですでに美しいものだが、このDIVAには、それのみならぬ色気があるように思うのであった。

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常々背が低いから、700ではなく650cに乗っているのだと公言しているわけだが、正確にはそうとも言えないし、また650cにしたからといって、私をして、ちびっちょで脚が短く、座る大人物と言わしめているすべてのことが解決するわけではないのであった。

さて、ここからは、私のあくまで私見も取り混ぜながら話をしようと思う。自転車乗りとしてはペーペーもいいとこであるので、間違っていることもあるかもしれないけれど、自分なりに数年乗ってきて、ショップのオーナーに教えてもらったり、本やらネットやらで色々勉強した上での結論である。

まず、なぜホイールサイズをわざわざ650cに小さくしているかというと、実は自転車に乗っていない時の取り回しの部分が意外に大きい。
いくら小さい人用に作ったとはいえ700cの自転車は車輪も一回り大きく、当然ホイールベースも長くなる。

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これは某女性用ロードバイクのジオメトリー表である。700cでシートチューブ390ミリでトップが488ミリ。これなら私の650cTestach Tremignonと殆ど同じサイズである。しかし一方で、ホイールベースは981ミリで、なんと2サイズ上のロードより長いのである。ちなみにうちのトレミンは実測で915ミリ位、妹の650cロードCinelli littlewingも912ミリだ。この5−6センチの差。通常であればやれサドルを5ミリ上げただの、ステムを1センチ伸ばしたなどの話からするとかなり大きい差だと思いませんか?

ホイールベースが長いことは、乗っているぶんにはいい(安定するから)だろうが、毎日の家からの出し入れはもちろん、持ち上げて車載したり、輪行したり、メンテしたり、パンクなおしたり、パンクなおしたり、パンクなおしたりするときに、私にとってかなりのデメリットになるのである。知人の700cのロードを預かって面倒を見ているので、しみじみ思うのである。

小柄な人でロードの面倒を自分で見ようと思っているひとにとっては、700cはかなりめんどくさい大きさなのである。フレームのサイズが小さくても、700cロード自体は大きいのだ。

いっぽうよく話題になる、脚つき性スタンドオーバーハイトってヤツであるが、正直こっちはあんまり関係ない。たとえスタンドオーバーハイトより股下が短くても、ロードに乗っていて両足べったり地面につけていることは必要ないからである。(停止時も左足をついてロードバイクのほうを斜めにして、トップチューブにまたがっていればいいので。)

ちっさい私が、650cに乗ろうが700cに乗ろうが、取り回し以外の部分での問題はトップチューブの長さとハンドルの高さ、つまりヘッドチューブにある。(と思う)

と、いうところで、前振りにて紙面も尽きてきた感があるのであった。次回はかならずや DIVAが完成するまでのところを書いてみたいと思う。

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台湾のタロコヒルクライムにて、偶然にもORBEAのスタッフと参加できた。ちなみにあまりに遅くて失格/収容になっているので、詳しくは聞かないで欲しい。。。
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650cは絶滅する?! [650c]

南房総で一番小さいロードレーサー(自称)、うちのTESTACH/Tremignonには650c*23のミシュランpro3を履かしているのだが、最近かなり亀裂が見られるようになりイベント前ということもあってタイヤを前後新調することにしたのである。(前後入れ替えはすでにやった後)
ところが、メーカー在庫僅少でやっとひとくみ手に入れたものの、予備をとっておこうと再注文したが品切れなのだという。不吉な予感である。pro4が新発売になったらしいが、650cのラインナップがどうもないようなのだ。ここのところ、オルベアのDIVA、チネリのリトルウイングなど最小のフレームサイズが650cだったモデルも軒並み廃盤。とどめはキシえり子さんことksyrium eliteも650cは生産終了という。

うすうす気がついてはいたものの、今履いているksyriumが万一壊れたりしたばあい、もう替えはないのであった。あとはAlex320dxか、もしかしたらEastonで残っているかもしれないがカタログにはもう掲載されていない。
それならば、みなさんは700cで乗れる小さなフレームがあるはずだとおっしゃるであろう。いくつか知っているし、実際見たこともある。そう、確かに身長150cm前後でもOKとうたっているモデルはあることはあるのだが、、、
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白いほうがいわゆる普通の女性用のスモールサイズのロードバイク、右が私のトレミニヨンである。あまりの大きさの違いに我ながらびっくりするが、これが現実。どうやっても左のロードバイクに乗れる気がしないのだ。。。しないでしょう?

つまるところ、今後の650cのタイヤとホイールの趨勢と私のロードバイク人生、一蓮托生なのであった。このひとまわり小さい650cというサイズ、小柄な人間、日本人女性にとってはとてもいいサイズだと思う。この大きさなら輪行したり、車載したり、メンテしたり自分で出来るからだ。ここでSHIMANOさんに是非、650cホイールを再発売して欲しいとお願いしたい、ほんとお願いします。困ってます。
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ゴマメの歯ぎしり?650cのロードバイクで走る [650c]

休みと天気が合わず、あまり走れていない毎日である。なので、室内で自転車を磨いたり油を注したりして過ごす。

現在のところ、私は外置きの電動アシスト自転車以外で3台の自転車を所有している。買った順番で言うと、650cのクロスバイク(杉村自転車/Progressive)、650cのロードバイク(テスタッチ/Tremignon)、16インチのミニベロ(DAHON/CurveSL)である。とはいえ、なにも最初からこんなマニアックな構成だったわけではない。そこいらへんは過去にクドクド書いてあるのだが、このブログを始めたきっかけでもあるし、今後の活動にもおおいに関係があるので時に触れ、何度も書いていくつもりなのであった。そんなわけでお付きあいしてくださってありがとうございます。

日本人女性の平均身長をご存知だろうか、世代別で変化がわずかにあるもののだいたい158cmくらいである。平均158cmといっても身長というものは分布がほぼ均等なので、おおまかにいうと日本人女性の半分が158cm以下の背丈なのだ。もちろん、私みたいなチビもいるのである。

で、クロスバイクやらロードバイクやらの自転車の話なのであるが、平均より大きい半分の背丈の女性に関してはおそらく問題にならない(と思う)が残りの小さい半分に関してはサイズの問題がでてくる。と、いうのも現在主流のスポーツバイクの車輪径はご存知700cにほぼ、”ほぼ”統一されており、あとはシートチューブとトップチューブの長さで自転車のサイズを決めているからなのだ。車輪の大きさを変えずにフレームの三角の大きさを変えているということである。スローピングをかなり付けることになるが、これでたいていの女性にあう自転車になる。

しかし、150cm前後の身長ではこれすらもなかなか難しい。
私が最初に買ったクロスバイクは某大手自転車メーカーの700cだった。適合身長は148cm〜だった。が、ぜんぜん乗っても楽しくなかった。乗れなくはないのだが、何といってもハンドルが遠すぎるのだ。大きすぎて取り回しも難しくサイクリングはとてもつらかった。足着きではなく、トップチューブの長さの方が大事と判ったので、以後サイズに関してはトップチューブ長を気にするようになった。しかし、前後の車輪径が決まっているのにトップチューブを短くするというのも難しい話だ。そこで出会ったのが一回り小さいホイールサイズの650cであった。最初に650cに乗った時のしっくり感には本当に感動したものである。
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外観上も自転車と自分のバランスが合っていると思うわけだ。

さて、小柄な人間(具体的には身長が150cm辺り)が自転車、特にロードレーサーを買う時にこの650cサイズの選択肢に気づく場合もあるし、自転車屋さんに言われるがママに700cで最小サイズのを勧められている場合もあると思う。実際650cの自転車に乗っている身として声を大にして言いたいのはできれば、小柄な人には650cの自転車に乗ってみて欲しいということだ。ぜひにも。

さてここで、一般的に指摘されている650cの欠点を列挙し、反論をしたいと思う。

1)明らかに他と比べて自転車が小さい
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ゴマメの歯ぎしり:まあ並べてしまうと一目瞭然ではある。しかし反論すれば、どのみち自分も小さいのである。自転車だけ大きくしてどうなろうか。

2)700cの方が速く走れる
ゴマメの歯ぎしり:速度は車輪径よりギア比によると思われる、が、確かに、実際私は遅い。しかし”速く走れる”ことが一般の自転車乗りにとってどれだけ重要性があるのだろうか?乗りやすい方が良くないか?

3)チューブやタイヤの互換性がない
ゴマメの歯ぎしり:自分の分は自分で持つのが基本である。チューブ2本、パッチ、タイヤバースト時用の補強シートなど持っていれば無問題。しかし、700cと違いサイクルショップに650cのチューブなど常備しているとは限らないのが現実でもある。

4)タイヤやホイールの選択肢が少ない
ゴマメの歯ぎしり:ホイールをとっかえひっかえしなくてはならない状況が競技者にならない限り殆どありえない。タイヤもミシェランpro3がある。ホイールもキシリウムがあります。高級なタイヤや色付きのタイヤがいかほどだろうか、何のホイールを履いているかではない、どこに行くかどこまで走れるのか、ではないか(=どのくらい楽に乗れるか)。
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180cmの人間と148cmの人間と自転車の大きさが違って当たり前。

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右は700cで女性用のいわゆるXXSサイズ。確かにメーカーもそれぞれ工夫をこらしているのは感嘆に値する。
ただ、言いたいのは、『小柄でも700cに乗れる』ということをゴールにすべきなのか?なのだ。

650cに乗ることの最大最高の利点は『自分のサイズにあった大きさの自転車であること』につきる。自転車って、実は乗っているときだけてはないのだ。輪行する、パンクを直す、車に乗せる。毎回階段を、エレベーターを使って部屋まで持って帰る。これらを自分でする範囲において適切な大きさであることはとても大事なのだ。
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実はここいら辺に関しては私が指摘するまでもなく、各社ちゃんとわかっていて、チネリ/オルベア/フェルト/サーベロなど有名どころの女性モデルの最小サイズは実は650cである。(ただし最近は不況のせいで女性モデル自体がカタログ落ちしているが)

背が小さくても楽にロードレーサーに乗ることができる。自分の自転車の世話は自分でしたい人であれば650cの自転車を特にお勧めする。具体的には1)150cmくらいの身長で、700cの最小サイズの自転車では、2)ステムが5cmしか出ず、3)ハンドルよりサドルが低くなってしまう(ピラーが出ない)だ。3)は結構大事でハンドルの方が高いとレーサーらしいポジションがとれずに効率が悪いからだ。

こうやってブツブツ地道に主張しているうちに、少しずつ650c乗りが増えていってくれるといいと思うのだった。
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650か700cか [650c]

人生はチョコレート箱のようなもの。食べてみるまで中身はわからないってそのとおり。東京にいたらきっと自転車にのることも考えず、暮らしていただろうし実際妹が10万円のクロスバイク買ったと聞いたときは、ちょっとおかしくなったのかもしれないと思ってた。
まさに人生どこでどう転ぶかわかんないもんです。
ちなみに、食べてみるまで中身もわからないけど、食べてみて気に入らなくても吐き出せないのが人生です。良いこと言うね。
私の人生、背がちっさいことでいっつもちょっとばっかし苦労します。ロードレーサーを買おうと決心したけれど、どうにもならないのがはたまたこの身長。700cというのはタイヤの直径がだいたい70cmということでしょ?わたしの股下は70センチもありません何センチかは秘密。と、いうことは700に乗るためにはなんらかのミラクルが必要な訳です。
ふつうはそのミラクルを、スローピングと呼びますね。超ミラクルはミキストフレーム。。。
でもなあ。。。やっぱりロードレーサーに乗るというからには、サドルも高く、ステムも長くしたいじゃあないですか。700cに乗ろうとすると、420の最小フレームでもサドルは一番下、ステムは50ミリになってしまう。それならば、このまま650でいようと決心したのでした。つまり今乗っているクロスバイクと同じ、自分の身体みたいに
普通より一回り小さいレーサーに。。。
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これはドロハン化した元クロスバイク(プログレッシブの650c)とダーリンの700c(同プログレ)。

650っていうのは相方の700と比べるとホントに小さい。みんなと同じ700に乗りたいのは山々だけど、背が低いのは仕方ないのだ。タイヤが小さくてもヒトより沢山漕げば同じことだしね。バランスバランス。

と思うものの、700になんとか乗れないかな〜という煩悩も付きまとい。毎日カタログを見ては何度も自分の股下を計り直したり悶々としていたのだった。。。続く

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