ORBEA DIVA650c完成記 さいご [650c]
あっというまに、4月も終わりで、まっったくダイエットの方ははかどらないまま、去年の忘年会以来2kgの贅肉をつけたまま今年の忘年会に突入したら、まさに雪だるま式にお腹回りのお肉が増えていく算段になる。おそろしいことである。
去年、650cのORBEAを新調して、testach tremignonと比べると自転車は1.5kgも軽くなったのに!自分を含めると、けっきょくのところは重量増になってしまっているのであった。ため息である。多分、同じように自転車に乗っているのだけど、車重が軽くなったぶん消費カロリーは減っているからなのだろう。
さて、念願の650cのカーボンフレームを手に入れたのだが、私にはまだ解決すべき点があった。
それは短足故、サドル高が稼げずハンドルがサドルより高くなってしまう。ということと、高級車が災いしてフロント直づけのため、貧脚仕様のクランク48-32Tが取り付けられない、という2点であった。
だいたい、こんなちっさなフレームに乗るってんだから、手も脚も短いわけで、もうちょっとヘッドチューブを短くせんかい!!と思うのだが、行程の関係かコストの関係かなかなか難しいようである。その点、Testachトレミニヨンはたったの80ミリのヘッドチューブだ。これくらい短いと、幾らでもハンドルを下げられるので苦労はしない。ここいらへんは我らが日本製の芸の細かい所だろう。
さて、DIVAさんのそれはどうどうの110ミリ。なにを考えてるんだか。しかもご丁寧に、
こんなでかいヘッドチューブキャップまでついている始末。このままでは、ロードバイクでありながら、完全にママチャリポジションになってしまう。
別に、ドーンとサドルが高くなくてもいいのである。主な目的はサイクリング/ツーリングなのだから、ハンドル/サドル面が同じ高さであればOKだ。
ハンドル高が下げられない悩みについては、色々な工夫がなされてきているとおもう。ハンドルの位置やステムの角度や取り付けを調整する、というのもあるだろう、前述のキャップを低い物に交換するという手もある。しかし我がサイクルショップの店長は今回はあまりに大胆な解決策を見いだしたのだ。
ヘッドチューブの規格やキャップの種類がいろいろありすぎて面倒なので、このままこのキャップを短くしちゃいましょう!
そう、先ほどのカーボン製のキャップ。これをわたしの店長さんは友人の工場で限界まで削ってもらってきたのであった。
驚きはこれだけではなかった。次の直づけ金具の形状で48Tのクランクが付けられないというトラブルには。。。
(もう少し下に金具がこないとフロントディレイラーが取り付けられないわけだ。)
普通のコンパクトクランクにしたら、それで解決と言えば解決なわけであるが、ウチの店長さんはほんとうにただ者ではない。。。
サイズが合わない時に人間のほうを合わせるのはよろしくなかろうという考えかどうかはわからないが、”kayoさん、直づけ金具、アルミの削りだしで作り直しますから”といういとも簡単な発言のあと数日で
数ミリ下に長い金具を作って頂いたのであった。
と、こんな工夫をしてやっとこさ完成した650cのカーボンバイク、ORBEA DIVAなのだった。
それで、半年経過した今、クロモリのテスタッチトレミニヨンとカーボンバイクのオルベアであるが、どちらも一長一短。カーボンだから全てにおいて秀でているわけでもないなあというのが正直なところだ。
ちなみに私のテスタッチはフレームとフォーク以外はすべてカーボンなので、比較しているのはほんとうにフレーム関連のとこなんだろうと思う。
クロモリが鉄郎ゆえに、重いということが意外に乗りやすさ(安定している、風の強い時や下りなど)に貢献している点は発見である。どうもカーボンだと軽すぎてヒョイヒョイしちゃうというか。。。
あとはやはり取り扱いがあまりにも慎重にならざるを得ないのもカーボンの面倒なところである。公共交通機関を使っての輪行をカーボンバイクでする気にはなれないだろう。
いやー、やっぱりロードは2台くらい持っていても全然OKだな〜。と言うのが今の正直な気持ちなのであった。
これからも、色んな自転車でいろんなところに出没する予定であるので、私のダイエット経過とともによろしくおつきあい下さいますよう、お願い申し上げるのであった。
去年、650cのORBEAを新調して、testach tremignonと比べると自転車は1.5kgも軽くなったのに!自分を含めると、けっきょくのところは重量増になってしまっているのであった。ため息である。多分、同じように自転車に乗っているのだけど、車重が軽くなったぶん消費カロリーは減っているからなのだろう。
さて、念願の650cのカーボンフレームを手に入れたのだが、私にはまだ解決すべき点があった。
それは短足故、サドル高が稼げずハンドルがサドルより高くなってしまう。ということと、高級車が災いしてフロント直づけのため、貧脚仕様のクランク48-32Tが取り付けられない、という2点であった。
だいたい、こんなちっさなフレームに乗るってんだから、手も脚も短いわけで、もうちょっとヘッドチューブを短くせんかい!!と思うのだが、行程の関係かコストの関係かなかなか難しいようである。その点、Testachトレミニヨンはたったの80ミリのヘッドチューブだ。これくらい短いと、幾らでもハンドルを下げられるので苦労はしない。ここいらへんは我らが日本製の芸の細かい所だろう。
さて、DIVAさんのそれはどうどうの110ミリ。なにを考えてるんだか。しかもご丁寧に、
こんなでかいヘッドチューブキャップまでついている始末。このままでは、ロードバイクでありながら、完全にママチャリポジションになってしまう。
別に、ドーンとサドルが高くなくてもいいのである。主な目的はサイクリング/ツーリングなのだから、ハンドル/サドル面が同じ高さであればOKだ。
ハンドル高が下げられない悩みについては、色々な工夫がなされてきているとおもう。ハンドルの位置やステムの角度や取り付けを調整する、というのもあるだろう、前述のキャップを低い物に交換するという手もある。しかし我がサイクルショップの店長は今回はあまりに大胆な解決策を見いだしたのだ。
ヘッドチューブの規格やキャップの種類がいろいろありすぎて面倒なので、このままこのキャップを短くしちゃいましょう!
そう、先ほどのカーボン製のキャップ。これをわたしの店長さんは友人の工場で限界まで削ってもらってきたのであった。
驚きはこれだけではなかった。次の直づけ金具の形状で48Tのクランクが付けられないというトラブルには。。。
(もう少し下に金具がこないとフロントディレイラーが取り付けられないわけだ。)
普通のコンパクトクランクにしたら、それで解決と言えば解決なわけであるが、ウチの店長さんはほんとうにただ者ではない。。。
サイズが合わない時に人間のほうを合わせるのはよろしくなかろうという考えかどうかはわからないが、”kayoさん、直づけ金具、アルミの削りだしで作り直しますから”といういとも簡単な発言のあと数日で
数ミリ下に長い金具を作って頂いたのであった。
と、こんな工夫をしてやっとこさ完成した650cのカーボンバイク、ORBEA DIVAなのだった。
それで、半年経過した今、クロモリのテスタッチトレミニヨンとカーボンバイクのオルベアであるが、どちらも一長一短。カーボンだから全てにおいて秀でているわけでもないなあというのが正直なところだ。
ちなみに私のテスタッチはフレームとフォーク以外はすべてカーボンなので、比較しているのはほんとうにフレーム関連のとこなんだろうと思う。
クロモリが鉄郎ゆえに、重いということが意外に乗りやすさ(安定している、風の強い時や下りなど)に貢献している点は発見である。どうもカーボンだと軽すぎてヒョイヒョイしちゃうというか。。。
あとはやはり取り扱いがあまりにも慎重にならざるを得ないのもカーボンの面倒なところである。公共交通機関を使っての輪行をカーボンバイクでする気にはなれないだろう。
いやー、やっぱりロードは2台くらい持っていても全然OKだな〜。と言うのが今の正直な気持ちなのであった。
これからも、色んな自転車でいろんなところに出没する予定であるので、私のダイエット経過とともによろしくおつきあい下さいますよう、お願い申し上げるのであった。
店長さんの努力の甲斐あって完成ですね。サイズが小さいといろいろ知らない苦労がありますねえ。アルミの削り出しで作るなんてやってくれますねえ。なかなかないでしょう。
by moumou (2013-05-01 07:36)
Kayoさん こんにちは。
改めて、素敵なBikeですねー。
私は最初からカーボンフレームにしてしまいましたから、
クロモリや、アルミフレームとの違いが分りません。
それが悪い事とも思ってはいませんが、体験してみたいですね。
先のサイクルモードで、チタンフレームを試乗させてもらおうとしたら、
サイズが大きすぎて×でした(^^)
場所も予算も無いけど、もう一台持てるとしたら...夢はチタンですかね。
by Fischer (2013-05-01 15:56)
いやあ、いいショップさんですね~
自転車業界だけにとどまらず、各方面にコネクションをお持ちなんでしょう。
自転車共々、そういうお店は大事にせねばなりませんね!
by angiras6 (2013-05-01 17:07)
こんばんは。DIVA完成記、堂々の完結ですね。
ヘッドキャップは削って作ったんですね。更にFDのハンガーは削り出しで作成とは、拘り具合が半端ないショップさんですね。頼もしい限りです。私もFDのハンガーでは同じ目に遭いまして、新型用のマグネシウムのハンガーをわざわざ別注で買ったのに50Tのアウターには届かず、結局旧タイプのアルミハンガーを使わざるを得ませんでした。
カーボンに乗ってみてクロモリの良さを再発見するというのも良いですねー。乗り比べ、是非楽しんで下さい。
by gearmasher (2013-05-02 00:04)
なんとかしてくれる店長さん素敵♪
どんなに大事に扱っているつもりでもこけたり倒したりすればキズがつきます。カーボンを割らなければOK?(^^ゞ
床の間に飾ってるわけじゃなし、乗ればキズがつくのは仕方ないとあきらめて輪行袋につっこんでます。
by けーこ (2013-05-05 00:26)
moumouさま
ほんとうに店長さんにはお世話になりっぱなし。しかもこの工作の料金、5千円くらいだったです。。。
脚を向けては寝られません(笑)
by kayo (2013-05-06 15:21)
Fischerさま
私のオルベア、実は初戦(?)で妹の転倒事故のため回収車に収容され、結構、小傷、中傷?がすでに入ってしまったのですが、カーボンバイクって大丈夫なのですかね?ちょっと当たったりするとヒビが入るとは本当なのでしょうか。。。心配です。
by kayo (2013-05-06 15:46)
angiras6さま
流石の御慧眼です。店長さんのおトモダチに、工場や部品の加工などをしている方達がいらっしゃるようです。お店自体も、自転車だけではなく、カヌーやアウトドア全般を扱っていらっしゃるので、視野が広いですよ。実は全国自転車名店ガイドという本と、シクロツーリストの前回の号にも載っているのでした。
by kayo (2013-05-06 15:52)
gearmasherさま
やっと出来たのです!ほんとうに嬉しい、、、650にこだわっている限り、現在の主流のカーボンバイクには縁がないと諦めていましたから!
コンポやハンドルを購入したとは言え、海外通販で買ったフレームの持ち込みを快く受け入れてくださって、しかもこんな加工までお願いして。。。ありがたいです。
by kayo (2013-05-06 15:55)
けーこさん
傷はぜんぜん気にしていないんですよ、、、(いや気にしているか)。傷→ヒビ?って見分けがつかないし、カーボンのそこが心配で。クロモリでは全然気にする必要なかったから、最悪曲がっても直せるって言われてたし。
あとですね、それでヒビ入ったってなっても650のフレームってもう売ってないのです。そういう崖っぷち感ですね。
by kayo (2013-05-06 15:58)
と、いうことでFischerさま!
わたしも究極はチタンフレームと思っています。カーボンのように軽いのに、クロモリのように丈夫で直しが効く。
650cのチタンフレームとGOKISOのハブっていうのが、いつかは欲しいです。。。
by kayo (2013-05-06 16:01)
Kayoさま
5月6日のツーリングでは、「磯料理 うおまさ」 というところで昼食をいただきました。
おいしかったですよ。
Mamoのたのんだ金目鯛の煮汁で、おかわりのご飯をいただいてしまいました。
by PINABE (2013-05-07 19:48)
こんにちは
出来ませんは言いません!な、ところがすごく良いお店ですね。
普通のサイズでO.K!だったらわからなかった良さが感じられます。
そうそう、やっぱりロードバイクは二台、三台持っていてもいいですね。
ええ…財布の中身とは反比例しますけど…
しかも最近、誰かさんのおかげでイタリアもんが値上がりしてますし。
でも、増えてしまうのですけどね(笑)
by cherubim (2013-05-08 22:44)
PINABEさま
ふふふ。。。あそこ近辺は軒並み海鮮丼の激戦区?なのでおいしいですよ。金目の煮付けも〜。
房総のどこかで会える気がしますね!
by kayo (2013-05-09 21:11)
cherubimさま
何台あってもよさそうですよね。でも場所がないか。
お財布の方は、ことし12年目の車を買い替えず、もう8年くらい乗ればいいかな、、、って開き直っています(笑
by kayo (2013-05-09 21:12)
綺麗なロードバイクが完成しましたね。そして綺麗なだけじゃなくスペシャルなフィッティングされた愛車は可愛いでしょうね。
鉄郎も色が綺麗で目立ちましたけど、今度の0RBEAは一発で分かります。遭遇するのが楽しみです。
ところで今度長狭街道をオジさんを引き連れて走りにいきます。寄り道ポイントが沢山あるんですね。
あそこが地元とは羨ましいです。
もし見かけたら声かけてください、というか見かけたら声かけちゃいますね。
by nucky (2013-05-10 22:22)
nuckyさま☆
長狭街道!!横断ですか?
寄り道ポイント。。。海鮮丼のとことか、ピザ屋さんとか素敵な里のカフェーとか、、、あと勝浦担々麺の店もありますね。大山千枚田にのぼってもよし、酪農のさとに行ってもよし!終点は鴨川ですから、シャチもいます!
今日走られたのですか?わたしはもうちょっと南の方で走っておりましたよ。またお会いしたいです!!
by kayo (2013-05-12 20:19)